講座を受講して、一番役立ったのは模擬授業や教材作りの指導です。
経験ゼロ、まさに“ど素人” の私に、レッスンの流れ、キモ、コツを丁寧に指導してくれました。そのおかげで、受講後に受けた日本語専門学校の採用試験で提出した教案でも合格点を取ることができたのです。
現在は、オンラインプラットフォームにプロ日本語教師として登録し、欧米やアジアの外国人、ミックスのこどもたちに、日本語を教えています。また、日本語専門学校や外国語専門スクールでも講師として登録ができ、今月から公立小学校で、外国人の子どもを対象にした日本語教師として活動を開始する予定です。経験ゼロの私が、新米日本語教師としてスタートできたのは、AJLC 講座のおかげだと思い、とても感謝しています。

私は現役日本語教師として6年目なので、きっと大丈夫！
と思っていましたが、全くそんなことはなく、本当に難しい！
大人に指導するときは、間接法で文法説明をするので文法を理解させるのにあまり時間はかかりませんが、言語習得段階まっただなかのこどもたちに、間接法を使った文法の口頭説明は通用しません。なので、「説明しない教え方」ここが本当に難しかったです。
この講座を通して、こどもへの指導は生徒の立場になって初めてレッスン展開できるのだと強く感じました。
また、こどもに日本語を教えるということはどうゆうことなのか、こどもにとって「たのしい」だけじゃない「学べる」レッスンとはどうゆうものなのか本当に色々な学びがありました。
模擬レッスンも懇切丁寧に指導していただき、とても感謝しております。

こども日本語指導者講座とこども日本語上級指導者講座を受講しました。
認定試験を含む８回の模擬授業で、しっかりと授業の型を身につけることができました。こどもを教えた経験がない人でも講座で学んだ型で授業をすれば、自信をもって教えられる！と思います。

私がこちらの講座を受講した理由は、大人へ日本語を教える経験があるからといって、こどもへの指導知識のないまま指導したくなかったからです。また、こどもだからといって、楽しいゲームや簡単な単語を並べるだけの「楽しいだけの雰囲気で乗り切る」授業ではなく、「日本語が話せるようになる」授業、しっかり結果の出せる授業をしたかったからです。
こども日本語指導者講座で、そのスキルを身につけることができました。あとは経験を積んで自分のものにしていかなければ！